人、人生

お話に浸る

『1000の風1000のチェロ』

楽器店・音楽に関わる空間におすすめの絵本。
音を出す技術や結果の前に、「なぜ音を奏でたいと思ったのか」という原点に、そっと立ち返らせてくれます。合奏や音の重なりを描いた物語が、棚や待合の空気をやわらかく整えます。
人、人生

『ぼくのニセモノをつくるには』

考えることをやめられない気持ちを、笑いと一緒にそのまま置いてくれるから。うまくできない自分や、まとまらない思考を、直そうとせず眺める距離が生まれます。答えを急がず、深刻になりすぎずに「自分のことを考えていていい」と感じられる一冊です。
お話に浸る

『わたしのいちばん あのこの1ばん』

友だちと比べて、なんだか心がざわつくときに。「いいな」「くやしいな」という気持ちを、そのまま物語の中で確かめられます。自分のペースや、自分なりの大切さに目を向けるきっかけになる絵本です。
お話に浸る

『1000の風1000のチェロ』

阪神・淡路大震災のあとに生まれた、音を重ねるという発想が、この物語の底に流れています。失われたものの大きさを語るのではなく、音を合わせる行為そのものが静かに描かれます。読む人それぞれの記憶や時間と重なりながら、長く心に残る一冊です。
あたたかさ

『おじいちゃんの大切な一日』

震災後、本屋で出会った一冊が胸にとどまった日この絵本に出会ったのは、東日本大震災の後のことでした。書店でふと目に入り、手に取ってページをめくると、そのまま読み止まらなくなってしまい、本屋で最後まで読み切ってしまいました。重松清さんの作品がも...