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子どもと読み合う

『どんなにきみがすきだかあててごらん』

子育ての中で揺れていた気持ち『どんなにきみがすきだかあててごらん』は、わたしが子育ての中で何度も読み返してきた絵本です。忙しさや不安で心に余裕がなくなり、つい強い言葉を投げてしまう日がありました。いくら大切に思っていても、思い通りに向き合え...
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魔女からの手紙

手紙が届くよろこびを思い出した日小学生の頃、雑誌の文通コーナーで見つけた北海道の同い年の女の子。会ったことも話したこともない相手に、学校の出来事や好きなものを一生懸命便箋に綴ってはポストに向かっていたあの日々は、今でも心の奥にあたたかく残っ...
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海時計職人ジョン・ハリソン

時計に宿る“見えない努力”を思い出した日今、当たり前のように動いている時計が、こんなにも大変な努力の末に生まれたのだと知り、胸が熱くなりました。村にやってきた牧師が数学の講義ノートを貸してくれた。そんな小さな出来事から始まった、ジョン・ハリ...
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『輝きの季節 ターシャ・テューダーと子どもたちの一年』

季節とともに生きる喜びを思い出した日季節を誰かと“分かち合う”という習慣保育園で働いていると、季節の行事を子どもたちと話し、いっしょに味わう時間が当たり前のようにありました。風のにおいも、日の長さの変化も、落ち葉の色も、子どもたちと分かち合...
思春期~大人へ

「たまごにいちゃん」

わたしがこの絵本と“読み直しで出会った”日この絵本に出会ったのは、息子が保育園の年長組の頃でした。息子はのんびり屋さんで、まるで“たまごにいちゃん”そのもの。ユーモアたっぷりの物語を通して、「その子のペースで成長を見守る大切さ」を感じていま...
高齢者への贈り物

『おならまんざい』

笑って元気になる一冊に出会った日若い頃の私は、よく漫才をして笑っていました。関西で育ったこともあり、会話をするときには自然と“オチ”を意識して話していました。どんなにくだらなくても、最後に笑いがあればそれでいい。そんな空気が日常にありました...